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2012.09.20 一眼レフ☆アンドロイド搭載一眼レフ?その1

一眼レフの上手な写真の撮り方を解説するメルマガ
フォトアドバイスの佐藤孝太郎です。
最近、アンドロイド搭載○○という
フレーズをよく耳にすると思います。
ちなみに、アンドロイドとは
Linuxカーネルをベースとした携帯電話用の
OSやミドルウェア、アプリケーションを
すべて含んだオープンな環境のことです。
わかりやすくいうと、、
あるメーカーが新しく
携帯電話をつくることを考えて下さい。
商品開発とは本当にお金と時間がかかります。
特にソフトウェアは作るのが大変で
メンテナンスにお金のかかる部分です。
その部分をグーグルが代わりに作ってメンテナンスして
「タダで使っていいですよ」と世界中に提供している
サービスのことです。
このサービスを利用することで、携帯電話メーカーは
開発コストを抑えて、いち早く開発を完了できます。
現在、アップルのiphone以外のスマートフォンは
ほぼアンドロイド搭載が一般的になりました。
そんなアンドロイドを、ニコンがデジカメに搭載しました。

http://www.nikon.co.jp/news/2012/0822_coolpix-s_01.htm
コンパクトデジカメの1機種で
試験的に作ってみた、という感じですね。
アンドロイドを搭載する最大のメリットは、
「操作性」と「インターネット接続」「アプリ」です。
「操作性」はスマートフォンを使っている方なら
ご存じだと思いますが、指1、2本で画面を切り替えたり
写真を拡大する便利な操作のことです。
これまでは、デジカメのボタン操作がメインでしたが、
タッチパネルで操作することは著感的にわかりやすく、
子供からお年寄りまで親しみやすいでしょう。
「インターネット接続」は、いわばパソコンのような
ブラウザを使うことができるようになります。
これまでWiFi経由で写真を取り出すことはできました。
しかし、Facebookなどのソーシャルメディアに写真を
載せる場合、スマートフォンで撮ってそのまま
アップする方法が便利です。
これからは、デジカメの高画質な写真を、
撮ってそのままインターネットにアップできるように
なるでしょう。
(接続環境は問題ですが・・・)
ちなみに、今回のCOOLPIXでは、通話はできません(笑)
動画用のマイクとスピーカーがあり
インターネットを介したSkypeを使えば
技術的に可能なのですが、コンセプトから外れるなど
考えた末なのでしょうか?
※Lineで通話ができるという情報もありました
※メーカー非保証かと思いますので、自己責任でお試し下さい
そのうち、中国メーカーから
アンドロイド搭載 デジカメフォンという
わけのわからない商品が出てきそうですね。。
と思っていたら、サムソンからこんなスマートフォン?
が出てきました・・・
Samsung、Android 4.1ベースの「GALAXY Camera」

http://dc.watch.impress.co.jp/docs/news/20120830_556363.html
一見デジカメですが、実はスマートフォンです。
さきほどのニコンは「アンドロイド搭載デジカメ」
こちらのサムソンは「超高画質スマートフォン」
の違いですね。
まるで、カンブリア紀のような、
新しい種族の出現を予感させますね。
「アプリ」はスマートフォン特有の
アプリケーションのことです。
カレンダーや表計算ソフトだけでなく、
写真レタッチ、コミュニティなど
世界中で新しいアプリが生み出されています。
そのアプリを利用できることもメリットですね。
ちなみに、アンドロイドを採用しなくても
「操作性」と「インターネット接続(一部)」は
実現できます。
すでにタッチパネル操作、Wifi接続のデジカメは
販売されています。
アンドロイドを使った場合、
電話回線のネット接続とアプリ利用というメリットが加わって、
開発期間を大幅に短縮できるのが美味しいところですね。
前振りはここまでで、
次回はアンドロイド搭載一眼レフ
実現の可能性について述べたいと思います。

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