一眼レフの上手な写真の撮り方を解説するメルマガ
フォトアドバイスの佐藤孝太郎です。
オリンパス、ソニー、ニコンと
各社から続々とミラーレスカメラが
発表されています。
そんな中、キヤノンはいつ出すのか?
という疑問がでていましたが、
ついにキヤノンからミラーレスカメラが
発表されました!
ミラーレスカメラ“EOS M”を発売
↓↓
http://cweb.canon.jp/newsrelease/2012-07/pr-eos-m.html
-キヤノン初のミラーレス機「EOS M」を発表。
-基本的には「EOS Kiss X6i」ベースのミラーレス版
-撮像素子やAF系などは同機のものを踏襲
-センサーサイズはAPS-Cサイズ
-マウントは新開発の「EF-Mマウント」、アダプター経由で既存のEFレンズの使用が可能。
-撮像素子は像面位相差AFとコントラストAFに対応した、APS-Cサイズ1,800万画素CMOS。
-最高感度ISO12,800(拡張時25,600)。「EOS Kiss X6i」と同等品に。
-映像エンジンは「DIGIC5」を搭載。
-ファインダーは背面ディスプレイ3.0型約104万ドットのタッチ液晶。
-実売価格は、ボディー69,800円前後、22mmF2 STMパンケーキキット 79,800円前後
-18-55mmSTMキット84,800円前後
-ダブルレンズキット(マウントアダプター、ストロボ同梱) 109.800円前後(すべて税別)
-9月中旬発売
気になる撮像素子のサイズは、
同社のエントリー~中級機と同じAPS-Cサイズ。
ミラーレスカメラではソニーと同じ
大型に分類されます。
このあたり、ニコンと方向性の違いがわかります。
ニコンは新規CXフォーマットを採用、
かつ「モーションスナップ」や「スマートフォトセレクター」など
ミラーレスならではの魅力を追求する姿勢です。
一方でキヤノンはKiss X6iベースとあるように、
エントリー機のKiss X6iからメインミラーと
光学ファインダーを取り除いてコンパクトさを
追求したように見えます。
新ラインナップというより、EOSシリーズに
新人が加わった印象ですね。
EOS Mに電子ビューファインダーモデルがないのも、
ファインダーを望むユーザーはEOS Kissを選択してください
という狙いかもしれません。
Nikon1 とEOS Kiss X6iで一般的になった撮像素子AFのおかげで、
既存のEFレンズ(EF-Sを含む)を一通り使うことができます。
マウントアダプターも戦略的な価格ですね。
連写時のオートフォーカスは1コマ目しか追従しないので、
運動会のような動き物の撮影はEOS Kissが向いています。
風景や花、小物のをメインに撮影される方には
軽量コンパクトな EOS M は、よい選択肢になりますね。
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