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2012.07.20 一眼レフ☆赤い絨毯の赤かぶり

一眼レフの上手な写真の撮り方を解説するメルマガ
フォトアドバイスの佐藤孝太郎です。
 

今回はメールサポートでいただいた
ご質問のご回答を紹介します。
 

【ご質問】
赤いじゅうたんの部屋で、
記念写真(集合写真)を撮りました。
 

片方だけ、窓があり、光線が強いので、
カーテンをしめて、セルフタイマーで
写真を撮りました。
 

ホワイトバランスはオートでしたが、
人の顔が皆赤っぽくなり、
どうしたら良かったか、
ご指導を受けたいのです。
 

機材は、ニコンD3100です。
レンズは、ニコンの、105~18ミリズームで、
絞り優先です。室内は、蛍光灯でした。
 

よろしく、お願いいたします。
 

【ご回答】
なかなか赤いじゅんたんの部屋ですと、
色かぶりを防ぐのは大変です。
 

赤いじゅうたんは、
巨大な赤いレフ板と同じ効果があるので、
必ず色かぶりの影響は出てしまいますね。
 

いくつか対処方法はあるのですが
 

赤や蛍光灯に負けない光量の大きな
ストロボを使用してみるのが一つ。
 

WB自体を調整する方法が一つ。
取り扱い説明書
96ページの2
 

撮る時に微調整の赤の補色シアン
(ブルー、グリーンの中間くらい)
に持っていき撮る。
 

撮影後、中間へ戻す事を忘れずに。
(その後の写真がシアンぽくなっちゃいます)
 

取り扱い説明書
97ページのプリセットマニュアルで撮る。
グレーカードなどが必要です。
http://www.kenko-tokina.co.jp/imaging/eq/lighting/lighting_ref/4961607806999.html
 

プロが良く使用する方法で、覚えておくと便利です。
取得データでその場でやるのが良いです。
その場の正しいWBが計れます。
 

ただし、移動した場所ごとにやらなければならず、
バタバタした現場では面倒くさいです。
 

これも場所を移動したら、計り直し
又はWBモードを元に戻し忘れると、
計った場所のまま撮り続ける事になるので注意です。
 

これら上記でも赤いじゅうたんは強烈なので、
すべて補正は難しいと思います。
 

ニコンのソフトCapture NX 2を使用して補正してしまう。
http://www.nikon-image.com/products/software/capturenx2/index.htm
 

RAWでも撮る。
WBオートは止めてプリセットマニュアルか晴天にする。
(WBオートだと1枚1枚微妙に色が変化するので、後の修正がしにくくなる)
 

1枚だけ上記グレーカードを画面に写しておく。
http://www.kenko-tokina.co.jp/imaging/eq/lighting/lighting_ref/4961607806999.html
これは大きいので1枚撮ったら外す。
これはこの画像を使用して、メインの画像を修正します。
 

又はこれのグレーを目立たない端など、
小さくして画面内に貼っておくともっと楽です。
mt foto マスキングテープ グレー
http://www.masking-tape.jp/mt_foto/
 

これだとこのまま、メインの画像をレタッチできます。
修正後、小さく貼ったグレーはトリミング又は消してしまっても良いです。
 

グレーを使用すれば正確なWB修正が出来ますが、
無くても画像ソフトで赤味は抜けますので、
後処理がおすすめではあります。

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