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2012.06.25 一眼レフ☆ 保護フィルターの悪影響は?

一眼レフの上手な写真の撮り方を解説するメルマガ
フォトアドバイスの佐藤孝太郎です。
 

メールサポートのご質問に対する
回答を紹介します。
 

【ご質問】
 

レンズの保護フィルター(Kenko PRO1D プロテクター等)
PLやNDではない、無色透明の保護目的のフィルターを
使用しています。
 

これらは画質に影響は無いのでしょうか?
 

 

【ご回答】
 

フィルターの問題はよく出る問題ですね。
結論から言うと画質への悪影響はあります。
 

どんな高級フィルターでも余計な光学系が増えるのですから・・・
 

その悪影響が出る(出やすい)被写体、撮影状況があります。
 

まずは逆光時ですね。
 

白ぽいフアーとしたフレア、や、光の点などの
ゴーストがフィルターが原因で出やすくなります。
 

逆光と感じていなくても、斜めや上から
強い日光がレンズ(ガラス面)に当っている場合、
屋根瓦など黒い物の後ろに明るい空がある場合の写真など
これらもフレアやゴーストが出やすい状態です。
 

レンズじたいの耐逆光もあるので、
フィルターが原因で無い場合もありますが、
フィルター使用だとリスクが増えると言う事です。
 

背面モニターで写真を確認した時にフレア、
ゴーストが写っており、フィルターを外したら
出なくなるという事はよくあります。
 

 

ですが
 

ゴミや埃、そして海辺の潮気などレンズに大敵なものも存在しますね。
(特に海辺は注意です)
これらを防ぐには保護フィルターが最適です。
 

普通の撮影にはあまり影響がないので、
普段は保護フィルターを使用して、
逆光時や大事な写真を撮る時は外して撮る!
このスタイルで良いと思います。
 

被写体によっても多少変わります。
風景などでは、クリアに撮るため
なるべく保護フィルターは外した方が良いです。
PLなども無意味に多用しない様に。
海辺はその状況により臨機応変に!
 

人物ポートレートでは少しフレアが
かかった方が雰囲気が良いとの考え方もあります。
 

賛否両論は、それぞれカメラマンの被写体に
よっても意見が変わるからだと思いますよ。
 

 

フードは必ず使用しましょう!。
 

フードはフレア、ハレーション防止のメインの役割と、
レンズ先端ガードという、フィルターと似た役目をしています。
姿、形は違いますが、フードは大切なアイテムです。
 

フードを使用しているという大前提での、
フィルター有る無し賛否の話でもあります。


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