一眼レフ☆ 老眼でピントが合わない? | 自宅で本格的に写真を学べる!フォトアドバイスの一眼レフ講座 | デジタル一眼レフ上達講座公式Blog -フォトアドバイス-

デジタル一眼レフ無料メール講座
facebooktwitter

デジタル一眼レフ上達講座公式Blog

2012.06.11 一眼レフ☆ 老眼でピントが合わない?

一眼レフの上手な写真の撮り方を解説するメルマガ
フォトアドバイスの佐藤孝太郎です。
 

今回はメールサポートでいただいた
ご質問の回答を紹介します。
 

【ご質問】
 

目の老化が進んでいるようで
ピント合わせが上手くいかないのか
肝心なところがピンぼけになりがち
 

 

【ご回答】
 

オートフォーカスを多用されているならば、
視力とはあまり関係ありません。
 

見えにくい部分はあるでしょうが、
ピントはカメラがやってくれています。
 

 

マニュアルフォーカスが多いのなら、視度調整を
キチンと調整しておく事をおすすめします。
視度調整機能  -4.0~+4.0m-1 (ディオプター)で調整が出来る様です。
 

お使いのカメラは、Sony α55ですね。
たしかに光学ファインダーでなく電子ファインダーなので、
その見えにくさはあると思います。
 

 

ピントが合っていないように見えるのは、3つの場合が考えられます。
それにより対処も変わります。
 

 

①手ぶれ
 

ピンボケだと思っているが、実は違うというのに1番多いのが手ぶれです。
手ぶれとは、パソコンで拡大してみると、
写った像が上下に多重に写っていたりします。
 

又、画面全体がボケ気味なのも特徴です。
現在の多くのカメラは手ぶれ補正が付いていますが、
それでもその補正幅を超えると当然手ぶれしてしまいます。
 

カメラをしっかり保持して、脇をしめて、
額にしっかり密着させて撮影して下さい。
 

一般にシャッター速度を、使用レンズの1.5倍/1
(イッテンゴバイ ブンノ イチ)のスピードで切れば
手ぶれは起こしにくいと言われています。
 

それ以下だと三脚があった方が良いという事です。
 

シャッター速度を速めるには、絞りを開けるか
ISOの数字を大きくするかです。(ISOは上げ過ぎ注意です)
 

 

②被写体ブレ
 

動いているもの、特にスポーツ、今回ですと
お子さんなども動くので被写体ブレのリスクが大きいです。
 

これもシャッター速度を上げるのが最善です。
 

人間ですと最低1/60、できれば1/250くらいで撮りたいところです。
 

なおストロボを光らせれば1/30くらいでも(閃光なので)、
ブレにくく写ります。
 

場合によってはストロボを光らせると良いですね。
 

 

③ピンぼけ
 

単純にピントが合っていない=ピンボケ
これは、極まれにカメラの精度が合ってない場合があります。
(その場合はメーカーで調整です。)
 

三脚に固定して、キチンとピントを合わせてみて下さい。
(※手ぶれ補正はOFFに)
出来れば新聞などを斜め45度から撮ってみると分りやすいです。
絞り優先オートで絞りは解放で撮ります。(必ず解放で)
 

文字にピントを合わせて、撮影後のモニター拡大確認で
その文字にピントが合っていれば問題ありません。
 

前後にピントの合わせた文字とズレていれば、
レンズの調整が必要かもしれません。
 

やり方はこんな感じです。

http://blog.skeg.jp/archives/2011/03/post_35.html
 

レンズに問題の無い場合。
AFポイントはきちんと合わせて撮っていますか?
 

できれば風景は三脚使用で、絞りをF8くらいに絞って撮影して下さい。
(シャッター速度が速い条件なら大丈夫ですが)
 

被写界深度が深くなりピントの合う範囲が深くなります。
(ちなみにデジカメは絞り過ぎもよくありません。)
 

※三脚使用時はブレの質が手ぶれとは違うので、
手ぶれ補正は必ずOFFにして下さい。

いいね!して最新記事を受け取る

この記事を友達に教える

全国の生徒さんが撮った日本のうつくしい「今」を見る

facebook
ページTOPへ