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2012.03.21 一眼レフ☆動物園での撮影のコツ~動く被写体の撮影は?

一眼レフの上手な写真の撮り方を解説するメルマガ
フォトアドバイスの佐藤孝太郎です。
 

メールサポートのご質問の回答を紹介します。
 

【ご質問】
 

動物園で撮影を行います。
 

持っているレンズはマクロの40mmと
D3100に付属のダブルズームです。
 

具体的にこうせよと指示をくだされば
ありがたいのですが・・・
 

 

【ご回答】
 

動物園の動物なので粘って撮るのが
ベストだと思います(笑)
 

最近は写真に檻が写りにくい様に、
檻の線を細くするなどの工夫がされているみたいですよ。
 

おそらく55-300mmの出番が多いと思います。
(たぶんこれしか使わないかも)
 

 

動物も意外に被写体ブレがおこるので、
速いシャッター速度になるように撮影して下さい。
アップで撮る時は目にピントを合わせて下さい。
 

大きく写す場合は、露出補正は少しだけ、
黒い動物はマイナスに、白い動物はプラスにして下さい。
(パンダは?・・・±0 ?)
 

 

理由はカメラの内蔵露出計は黒いものを
明るく写そうとします(結果オーバー露出になる)、
そして白いものを暗く写そうとします。(結果露出アンダー気味になる)
 

 

分りやすく言えば、黒も白も灰色に写るようになっています。
それを補正するのが、露出補正ですのでそれぞれ逆の補正になります。
それぞれ1/3程度で良いとは思います。撮ったら戻し忘れないようにです。
 

 

動物はもともとレンズを向けられるのが嫌いな様です。
それはレンズを向けられる行為と、野生時代に天敵に狙いを
定められる感じが似ているからではないでしょうか。
 

 

目を合わす事とレンズを向けられる事も似ているのでしょう!
ストロボも光らせないように注意です。
 

 

なので最初に粘って撮ると書きましたが、
あまりレンズを向けっぱなしは良くないと思います。
撮る時はサッと撮り、観察しながらシャッターチャンスを待ってみて下さい。
 

 

まー動物園なので大丈夫でしょうが・・・。
(私は野生のアフリカ象を撮った事があるのですが、
その時は子象もいたせいか危険な感じで、現地人運転手に
象が襲ってくる危険があるのでレンズをしまってくれと言われました)


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