一眼レフの上手な写真の撮り方を解説するメルマガ
フォトアドバイスの佐藤孝太郎です。
まだまだ寒い日が続いていますが、
一雨毎に温かくなっているのを実感しますね。
先日、息子の幼稚園の卒園式がありました。
ついこの前、入園したばかりだと思っていたのに、
あっという間のように感じます。
まるで、自分の記憶に残っている
”あの頃”を早送りで観ている感覚です。
話しが脱線しましたが、卒園式では
多くの保護者の方々が一眼レフを手にされていました。
みなさんの撮影の様子を見ていると、
「惜しい」と感じることがありましたので、
これからの卒業シーズンを前に撮影方法を
おさらいしたいと思います。
卒業式は暗くて遠い、やや難しいシチュエーションです。
高感度に対応した新しい一眼レフと、
手ぶれ補正機能、望遠レンズが欲しいですね。
巨大な望遠単焦点レンズはさすがに目立つので、
Wズームキットの望遠ズームが一般的だと思います。
カメラのISO感度を、ノイズを許容できる上限まで
上げてシャッタースピードを稼ぎましょう。
機種によりますが、APS-Cサイズの
最近の一眼レフなら、ISO1600まで上げても
それほどひどい絵にはならないはずです。
その状態で、シャッタースピード1/60は
確保したいですね。
もし会場が思ったより暗かった場合、
ストロボに頼ることになります。
ただし、会場がストロボ禁止だったり、
被写体がかなり遠い場合は有効な方法ではありません。
次の回避策は、明るい単焦点レンズです。
50mmや100mmの開放F値が明るいレンズを使います。
当然、望遠側が不足しますが、ブレブレ写真より
遙かにましです。
例えば、
望遠ズーム f5.6でシャッタースピード1/10
だった場合、
単焦点レンズ f2.8なら1/10⇒1/40まで改善します。
この焦点距離の領域では、
会場の雰囲気を収めるのに役立ちます。
高画素で撮影すれば、あとでトリミングすることもできます。
最後は、解決策とは言えませんが、
カメラは式終了後の記念撮影用にしまっておいて、
この数年間のお子さんの成長を振り返り、
二度と無いこの瞬間をじっくりと味わうのは
いかがでしょうか?
最近はカメラやビデオの普及で、運動会や発表会が
パパママカメラマンの撮影会化していると感じます。
私もその一人なので、我が子の思い出を撮ってあげたい
という親心は痛いほどよくわかります。
一方で、客観的に会場を眺めると、
周りを気にかけず前に出てくる方や、
合唱を歌わずにビデオに集中している方を
見かけることがあります。
ちょっとだけでいいんです。
カメラを鞄にしまって、
みなさんで一緒に会場の雰囲気を作り上げる。
そんな時間があってもいいのかな・・
と感じながら、
卒園証書を受けとる息子を眺めていました。
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