一眼レフの上手な写真の撮り方を解説するメルマガ
フォトアドバイスの佐藤孝太郎です。
今回はメールサポートのご質問の
回答を紹介します。
【ご質問】
レンズのカビはどうやってチェックするのですか?
【ご回答】
しばらくしまい込んでいたレンズを取り出すと、
レンズ表面に白いものが・・・
イメージしずらい方はこちらの画像をご覧ください。
Googleの画像検索で「レンズ カビ」で
検索した結果です。
↓
http://os7.biz/u/LSlvH
こんなものを発見した日には、
「キャー」
と叫んでしまいますね。
ちなみにカビの生えたレンズで撮影すると、
ソフトフォーカスのようにぼやけた写真に
なってしまいます。
また、カメラボディにカビが飛ぶ危険が
ありますので、使わないようにしましょう。
レンズのカビのチェック方法について説明します。
まず、レンズ表面のカビを目視でチェックします。
表面にクモの巣やひっかき傷のような白い線が
あればカビの可能性が高いです。
次にレンズ内部のカビをチェックします。
レンズを蛍光灯の方に向けて、マウント部から
レンズ内部をのぞき込みます。
これも同じように、白いものが見えたら
残念ながらカビの可能性があります。
とはいえ、一般の方が見てわかるようなカビは
相当悪い状態です。大事なレンズが心配でしたら、
メーカーサポートに相談した方がいいでしょう。
レンズに生えたカビを一般の人が除去するのは
大変困難です。メーカーサポートに修理を
依頼した方が無難です。
修理費はレンズの程度によりますが、
1万円~3万円のケースが多いそうです。
カビがレンズのコーティングをダメにしていると、
レンズ交換となって修理費が高額になることがあります。
いずれにしろ、普段からカビを生やさないよう
気をつけて保管する事がなにより大事です。
カビは湿度を好むので、乾燥した状態を
作り出してあげます。
最も効果的なのは、湿度調整ができる
防湿庫を購入する事です。
月々数十円の電気代で大事なレンズを
カビから守ってくれます。
【参考商品】
トーリ・ハン デジタル・デュアル湿度計付
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お手軽に保管場所を作りたい場合は、
密閉できる容器にシリカゲルなどの除湿剤を
入れるとよいでしょう。
除湿剤は湿気を吸うと効果が落ちるので、
湿度計を一緒に入れて、効果が落ちたら
入れ替えるようにしましょう。
【参考商品】
HAKUBA ドライボックスNEO 5.5L クリア KMC-36
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ハクバ 強力乾燥剤 キングドライ 3パック KMC-33S
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交換レンズは長く使い続けられる大事な資産です。
カビには十分注意してくださいね。
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