一眼レフの上手な写真の撮り方を解説するメルマガ
フォトアドバイスの佐藤孝太郎です。
前回に引き続き、ソニーの新製品ラッシュ。
今回はレンズについてです。
ソニーはミラーレスのEマウント仕様を
公開しています。
通常カメラメーカーは独自マウントで
ユーザーを囲い込みたがります。
交換レンズは本体よりずっと利益率が高いので、
ドル箱を他のサードパーティーに奪われたくない
からです。
ところがソニーはそのドル箱の仕様を公開して
どのメーカーでもNEX対応レンズを販売できる
ようにしています。
これはEマウント対応レンズのラインナップを
早期の揃えて、後発メーカーのソニーが、
Eマウントのシェアを高めるための戦略です。
今後、タムロンなどのサード-パーティーから
Eマウント対応レンズが次々と販売されると思います。
Eマウント用交換レンズ
「E 55-210mm F4.5-6.3 OSS」
「Sonnar T* E 24mm F1.8 ZA」
「E 50mm F1.8 OSS」発表
Eマウント対応レンズとして、望遠レンズ
高級単焦点レンズ、リーズナブル単焦点レンズが
発表されました。
特に「Sonnar T* E 24mm F1.8 ZA」は
Eマウント初のカールツァイスレンズです。
新規光学設計により隅々までシャープで
高い解像感を実現しているそうです。
鏡筒はブラックで高級感がありそうですね。
新製品のNEX7と組み合わせて、大人のカメラを
身につけたくなります。
「E 50mm F1.8 OSS」はこの焦点域単焦点では
珍しく、レンズ内手ぶれ補正を備えています。
明るい単焦点レンズは暗いシチュエーションで
よく使いますが、手ぶれ補正があると安心ですね。
Aマウント用大口径標準ズーム
「DT16-50mm F2.8 SSM (SAL1650)」発表
-ズーム全域で開放F2.8、APSセンサー向けAマウント用大口径標準ズーム。
-AF駆動に超音波モーター(SSM)を搭載。高速で静音な動作が可能。
-最短撮影距離は0.3m。
-大きさは最大径81mm、全長88mm。重さ約577g。
-87,150円。11月発売予定。
αマウントユーザー待望のF28通し
大口径ズームレンズです。
開放F値が全焦点域でF2.8と明るく、
かつレンズ径が81mmと非常に大きいので、
単焦点レンズに負けないボケ味が期待できます。
最短撮影距離も30cmと比較的短いので、
接写もそこそここなせそうですね。
防塵・防滴も考慮されているので、
屋外の風景撮影から、室内のお子さんの撮影まで
幅広く活躍してくれるレンズです。
ソニーの新製品ラッシュのために目立たなくなりましたが、
以前に紹介したニコンのマクロレンズが8月下旬に
発売開始されています。
ニコン AF-S DX Micro NIKKOR 40mm F2.8 G 発売
http://photo-advice.jp/wp/blog/710.html
非常に使いやすい画角で万能レンズとして
活躍してくれそうですね。
値段も比較的リーズナブルです。
http://amzn.to/qlf8Ku
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全国の生徒さんが撮った日本のうつくしい「今」を見る