一眼レフの上手な写真の撮り方を解説するメルマガ
フォトアドバイスの佐藤孝太郎です。
前回に引き続き、ソニー新製品の
話題をお伝えします。
235.9万ドット有機EL電子ビューファインダー採用
2,430万画素APSサイズCMOS搭載トランスルーセント式中堅一眼「α77」
↓
http://www.sony.jp/ichigan/products/SLT-A77VQ/
【特徴】
-αシリーズ初の中堅機
⇒ ニコンのD300s、キヤノンのEOS 7Dと同クラスです
-電子ビューファインダーに、235.9万ドットの有機ELディスプレイを採用
⇒ EVFの技術革新が続いています、実際に覗いてみたいですね
-撮像素子にAPS 2,430万画素CMOSセンサーを搭載
⇒ 前回紹介したNEX-7と同じセンサですね
-連写性能はクラス最高となる、AF追従での秒12コマの連写を実現
⇒ カメラの設定が限定されますが、現段階ではAF追従する最高速度です。
カメラの連写は大きなメインミラーを素早く動かして止める
高度な技術が求められます。ソニーのトランスルー方式は
メインミラーを動かさないので、高速化の点で非常に有利です。
-AF測距は新開発の19点(11点クロス)タイプ
⇒ オートフォーカス機能がかなり充実してきました
-実売価格はボディー15万円前後。16-50mmF2.8付き21万円前後
-10月14日発売
⇒ 大活躍する運動会シーズンには少し間に合わないでしょうか?
ソニーはコニカミノルタから一眼レフの資産を受け継いで、
当初はαシリーズのシェア低迷に苦しんでいました。
しかし、実験的な機種というステップを踏んで
トランスルー方式に辿り着いた事で、
先行するニコンやキヤノンと異なる訴求力を持つ事ができました。
ソニーの強みは、撮像素子、EVFという基幹部品を
自社で内製している事です。CCDで培われたソニー撮像素子技術の
発展と共にカメラを進化できるメリットがあります。
αシリーズを購入する場合、トランスルー方式のEVFの感覚に
違和感を感じるかどうかがポイントです。
ファインダーの見え方より、とにかく連写速度が欲しい
という方にはコストパフォーマンスの高い一台になると思います。
なにしろ、10万円台で他社で何十万円もする秒間10コマ以上の
連写性能が手に入るのですから。
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