一眼レフの上手な写真の撮り方を解説するメルマガ
フォトアドバイスの佐藤孝太郎です。
写真の「センス」とは何だと思いますか?
上達講座の中では、センス=セオリーと
お伝えしています。
「私にはセンスがないから上手に撮れない」
というお悩みをお持ちの方に、
「基本的な技法を覚えるだけで上手な写真を
撮ることが出来る」ことをお伝えしたくて
センス=セオリーとしてきました。
それでは、一通りの撮影技法をマスターした
中級者の方が身につけるセンスとはなんでしょうか?
私は、「センス = 配慮」だと思います。
ファインダーの隅々までじっくり眺めて、
余計なものが写り込んでいないか確認する配慮。
被写体の魅力をより引き出すシャッターチャンスを
じっくりと待つ配慮。
イメージ通りの配色を実現するために、
光の当て方や色再現を工夫する配慮。
そうした撮影技法はもちろん、
他の撮影者に迷惑をかけないよう気を配る配慮。
写真をプレゼントするときに、
そっと優しい言葉をかけてあげる配慮。
レンズが汚れていないか、ボディに傷が無いか
大事な愛機をいたわる配慮。
といった、写真に向き合う姿勢が
撮影結果として表れてきます。
大リーグのイチローは、ルーティーンと呼ぶ
毎日同じ生活パターンを繰り返すことで、
ほんのわずかな体の乱れに気がついて修正できるそうです。
また、グラブやバットなど用具をとても大事にします。
これも、野球に対するセンス=配慮だと思います。
いままで気にしなかったことに、
ほんの少し気を配ってみる。
それの積み重ねで写真は大きく見違えるはずです。
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