一眼レフの上手な写真の撮り方を解説するメルマガ
フォトアドバイスの佐藤孝太郎です。
写真の見方に関して、メールサポートでご質問
いただきましたのでご紹介します。
【ご質問】
会社でフォトコンテストを開催することになりました。
写真の見方を教えてください。
【回答】
写真家への登竜門と言われるトップクラスの写真コンテストでは、
撮影者の世界観や独自の分野を切り開く力などが評価されます。
一方で、仲間内の写真コンテストではもっと基本的な要素を
重視した方がいいと思います。
写真の善し悪しを決める要素はいくつかありますが、
私がメールサポートで作品の添削を行う際の視点を
紹介させていただきます。
具体的には、技術面、シャッターチャンス、メッセージ性
の3点で総合評価する手法です。
■ 技術面
技術面とは撮影者の技量を判断することです。
まず写真を見て気になるのは構図です。
撮影者が構図を意識してコントロールしているかを判断します。
作品の配置に安定感を感じるかどうか見てください。
安定感を感じないときはそれは意図したものか、
それとも構図のセオリーに則っていないだけか。
背景に余計なものが写っている場合はマイナス点です。
また、色の使い方のバランスが上手かどうかも判断材料です。
次に技術面で着目するのは写真の明るさです。
肝心な場所が暗かったり白く飛んでいたりしないか。
これも露出を意識してコントロールしているかを判断します。
最後にブレです。
ブレは動きを表現する手段ですが、意図しないブレは失敗写真です。
ブレが意識してコントロールされているかどうかを判断します。
以上、3点が技術的な視点です。
これらはシャッターを押す際に意識して、
カメラ操作に慣れれば簡単に上達する分野です。
続きは次回・・・
【参考書籍】
とてもわかりやすいと評判の入門書です。
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