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2011.03.26 一眼レフ☆写真に素敵なタイトルをつける方法(2)

一眼レフの上手な写真の撮り方を解説するメルマガ
フォトアドバイスの佐藤孝太郎です。
 

前回に引き続き、写真のタイトルのつけ方です。
 

 

一番まずい方法は、写真を眺めながら
頭であれこれとキーワードを考えるやり方です。
 

 

原点に戻って考えてもらいたいのですが、
 

・撮影者の感動が伝わるのが良い写真
 

・タイトルはメッセージを伝える手段の一つ
 

でしたよね。
 

 

ということは、伝えるべき感動をいろんな角度から
掘り下げるアプローチが効率的です。
 

 

具体的な方法を以下で紹介します。
 

最初に、タイトルをつける写真を見て、
撮影したときの状況を思い浮かべます。
 

思い浮かべるときに、
 

・何を見ていたか(視覚)
・何が聞こえていたか(聴覚)
・暑い、寒い、気持ちいい・・(触覚)
 

に着目して、その時その場で
思わずシャッターを押さざるを得なかったシーンを
頭の中で完全に再現してみてください。
 

 

次に、紙と鉛筆を用意して、
頭で再現した状況、感覚を書き出してみてください。
 

※ 太陽、青い海、波の音、冷たい水、しょっぱい
※ ざらざらした砂、友人の笑い声・・・
 

思いつく限り、書く手を止めずに
キーワードをどんどん羅列してください。
 

 

書き出しが終わったら書き出したキーワードを眺めて、
本当に伝えたい感動を決めてください。
 

 

ここまでで、伝えたいメッセージが一層
明確になったと思います。
 

 

いよいよタイトルを考えるのですが、ポイントは
 

・短いこと(7文字くらい)
・感動そのままでなく、ヒント程度にとどめること
 

で、より伝わりやすく、かつ観た人に推理する
という楽しみを与えることができます。

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