フォトアドバイスの佐藤です。
今回はメールサポートでいただいた
ご質問の回答を紹介します。
他の方の質疑応答は大変勉強になるので
ぜひじっくりと読み込んで下さいね。
【ご質問】
D600
60mmマクロ
90mmマクロ(タムロン)
リモートストロボ一灯で、料理写真を撮りたいのですが、
ストロボの設定はどのような設定をすれば良いのでしょうか。
カメラを含めた露出の関連が判りません。
カメラはCMDモード、WBフラッシュにしています。
ストロボ SB700、傘バウンズ、デフューザー、レフ板
を使用しています。
【ご回答】
D600のカメラの基本設定として
—————————–
MENE
↓
鉛筆の絵(カスタムメニュー)
↓
eフラッシュ・BKT撮影
↓
内蔵フラッシュ発光(たぶんe3 )
↓
CMDコマンダーモード
—————————–
ここまでは出来ていると思います。
コマンダーモードの設定
・内蔵フラッシュ ---
コマンダーで光の影響を出さない様に---にします。
発光信号は光ります
・Aグループ TTL
補正量で露出の調整が可能
+にするとストロボが強く、
マイナスにすると弱く光ります
・Bグループ
多灯でAグループと違う光量にしたい場合に使います。
TTLで光量の調整法は補正量で差をつける。
・チャンネル 1ch
周りにコマンダーで撮る人がいなければ1で良いです
ストロボ SB-700の設定です。
字が小さく見え難いですが、メインスイッチの
OFF / ON の上に REMOTE があります。
カメラ内蔵ストロボで制御する場合はこのREMOTEに入れます。
ストロボの液晶に
REMOTE
GR A B C
とありますがAにします。
Aにすれば上記カメラのAグループになります。
その下
CH 1 2 3 4
カメラ設定で1CHにしたので
CH 1
です。
これで
TTLオート露出でカメラとストロボが連動します。
できれば
カメラ内蔵ストロボの前に
SG 3IRを装着して下さい。
http://amzn.to/1lk8kZ4
これは内蔵ストロボの邪魔な光をカットする物です。
料理などで邪魔な反射が入りにくくなります。
これをつけると同期信号だけがメインストロボに届きます。
設定はこれでOKです。
次にカメラの撮影モードの設定です。
露出はプログラムオートで試してみてください。
ストロボがちゃんと連動していれば
ピッピーと確認音がします。
テストのため一度シャッターを切ります。
ピッピーと確認音がしますか?
音がしない場合は設定を再確認してください。
あるいは
♪マークがSB700液晶に表示されていますか?
♪マークが無い場合は音がしないので
SB700のMENU(下にある丸いボタンスイッチ)を押して
センターのダイヤルをクルクル回して
♪の位置にしてONにしてください。
いよいよ実践です。
ストロボをセッテイングします。
後ろ気味から傘にバウンスさせてデフューズします。
手前にレフ板を置きます。
セッテイングが済んだら
出来れば本番前にお皿だけ置きます。
こうすることで、露出に手間取って
料理が冷めるのを防ぐことができます。
1枚テストで撮ります。
露出が大丈夫ならそのままでOK
露出を変えたい場合
カメラの露出補正でも変更できますが
ストロボ光だけで調整できる方法をおすすめします。
カメラ設定のコマンダーモードで
Aグループ TTL 補正量で露出の調整をします。
テスト撮りが暗ければ補正量を+にします。
するとストロボは強く光るので明るくなります。
逆にマイナスにすれば暗くなります。
明るい側はストロボパワーの問題もあるので
プラスにしてそれ以上明るくならなければ
ISO感度を上げて下さい。
これで大丈夫です。
慣れてきたら、絞り優先を使ってみましょう。
背景のボケをコントロールできます。
もっと慣れてきたら、マニュアル露出で
Aグループ Mにして、自由に発光量を調整しましょう。
上記2つの撮影モードにおいても
ストロボ側の設定は同じで大丈夫です。
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全国の生徒さんが撮った日本のうつくしい「今」を見る