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2014.07.21 いよいよシーズン!花火の撮り方の基本

フォトアドバイスの佐藤です。

今回はメールサポートでいただいた
ご質問の回答を紹介します。

他の方の質疑応答は大変勉強になるので
ぜひじっくりと読み込んで下さいね。

【ご質問】

8月に長岡の花火大会に行く予定です。

花火の撮影に挑戦してみようかと思いますが、
設定が分かりませんので、教えていただけますか。

夜景写真に準じて考えればよろしいのでしょうか?

・絞り優先またはマニュアル露出
・絞り f8
・ISO 100
・ホワイトバランス 晴天または電球
・AF 測距点選択+シングルAF またはMF
・マルチパターン測光
・RAW+JPEG L Fine

レンズは、
24-70mm、70-200mm、または50mm、100mmの
単焦点がよろしいでしょうか。

三脚は必須のように思います。

シャッタースピードが良く分かっておりません。
どうぞよろしくお願い致します。

【ご回答】

梅雨が明けて花火のシーズンがやってきますね。

花火大会の設定の目安をお伝えします。

・マニュアル
・シャッタースピード「B」バルブ
・絞り f8
・ISO 100
・ホワイトバランス 晴天
・AF 置きピン マニュアルAF

・マルチパターン測光
・RAW+JPEG L Fine

三脚は必須です。

手ぶれをさらに防ぐためにも
リモコンでシャッターを押せば完璧です。

撮影場所や花火までの距離によりますが、
レンズは24-70mmがベストな画角だと思います。
当然、シャッタースピードは遅くなります。

真っ暗闇の空ではカメラがピントを
合わせることができません。

初心者の人がうまく花火を撮影できないポイントはここにあります。
ほとんどの場合ピントが合わずにピンボケした写真になりがちなので、
あらかじめ花火にピントが合うように合わせておく必要があります。
これを置きピンといいます。

感度は100で大丈夫です。
むしろ、感度を高くしすぎると周辺が明るい写真に
なってしまうのでISO100に設定しましょう。

「BULB」モードとは、
シャッターボタンを押している間だけ
シャッターが開くモードです。
打ちあがる瞬間にシャッターを押したままにして、
花が開いて消えた時にシャッターを離します。

「BULB」モードはエントリー機には搭載されて
いないことがあります。

機材の準備ができたら、撮影する場所を
注意しなければいけません。

単に花火だけを楽しむのであれば、
打ち上げ会場に近ければ近いほどいいですが、
カメラで撮影する場合はそういうわけでもありません。

狙いたい画角のイメージをつけるために、
事前に場所確認のロケハンが確実ですね。

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