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2014.04.20 一眼レフ☆遺影を撮りましょう

フォトアドバイスの佐藤です。

今回は、私個人のプライベートなお話しです。

先日、妻の母親が他界しました。

昨年末に入院、大きな手術を受けて
退院の時期が見えてきた矢先でした。

義母は自分のことより、周りの人のために尽くす人で
配慮、心配り、明るい話題、雰囲気作りに
常に気を配っていました

義母は妻を含め4人の子供を育て上げ、
さらに私の4人の子供の出産にすべて立ち会い、
産後も妻の側で支えてくれました。

結婚当初から私のことも
我が子のように可愛がってくれました。

まだ62歳、孫の成長をなにより楽しみにしていました。

葬儀に駆けつけて、祭壇に飾られている
遺影が目に飛び込みました。

昨年、私が撮った写真でした。

自宅のソファで、孫を抱きながら
優しく微笑んでいる表情を
私が収めていました。

窓側のソファなので
「逆光+露出補正」で撮りました。

気軽なスナップのつもりだったので、
JPEGで保存しました。

もっと、ちゃんとしたライティングと
RAWで撮ってあげていれば。。

と悔やみました。

葬儀の間、参列者がこの遺影を見ながら
義母の在りし姿を振り返っていました。

そしてこれから先、
この遺影に写った義母の表情が
家族の記憶として長く受け継がれるのだと思います。

一枚の写真が、

長い旅路を終えて歩みを止めた人と

この先も人生を歩み続ける人を

”つなぐ”

人と人をつなぐ、写真のチカラを実感しました。

貴重な遺影を撮影させてもらったことが、
義母へのわずかな恩返しになれば。。

と願っています。

せっかく一眼レフで写真を撮れる
恵まれた環境にいるのですから、

もっと、ご家族を撮りましょう。

リラックスして自宅で会話を楽しみながら、
大切な家族の、この瞬間を収めましょう。

「遺影のために・・」というと不謹慎かもしれませんが、

シャッターを押すことで
「人と人のつながり」を創る

それが、一眼レフに出会った
私たちに課せられた使命なのかもしれません。

さて、しんみりしたお話しになってしまいましたね。

フォトアドバイスでは、今回のような
「写真のチカラ」のエピソードを募集しています。

– 一枚の写真が人と人をつないだ

– 写真のおかげで励まされた、救われた

– 人の気持ちを豊かにする写真に出会った

など、身の回りで「写真のチカラ」を実感した
エピソードを教えていただけませんか?

フォトアドバイス 佐藤孝太郎が心を込めて
エピソードを文章化して紹介させていただきます。

受講生の方とお話ししていると、

「なんのために写真を撮っているのかわからなくなる」

というお話しをうかがうことがあります。

そんな悩みをお持ちの方や、
写真を始めて間もない方が、

「写真を撮る大切さ」

に気づくきっかけになってほしい。

そういう願いを込めています。

今回のエピソードでは「遺影」をテーマとして
”家族を撮る”大切さに気づくきっかけに
なったのではないでしょうか?

日常の些細なことでかまいません。

簡単な文章でかまいません

ぜひ、
「写真のチカラ」に気づいたエピソードを
お送りください。

たくさんのエピソードが集まったら、
ドラマのように映像化してみたいですね。

「写真のチカラ」エピソードを記入して送信する

https://pro.form-mailer.jp/fms/ad3dd4c557634

 

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