フォトアドバイスの佐藤です。
今回はメールサポートでいただいた
ご質問の回答を紹介します。
他の方の質疑応答は大変勉強になるので
ぜひじっくりと読み込んで下さいね。
【ご質問】
私は写真を始めて40年くらいになります。
デジタルカメラはEOS 5Dを使用しています。
今までは失敗した撮影した写真を含め
すべてハードディスクとCD-ROMに保存しています。
上達講座のDVDではRAW+jpegで撮影するといいと
言われておりますが、保存は良い写真を選んで
jpeg保存の方がいいのでしょうか。
保存するメディアは何に保存するのが一番良いのでしょうか。
【ご回答】
写真の保存方法は外付けのハードディスクに
保存するのが基本ですね。
費用と容量のバランスがよく、
アクセスが早いので写真の保存に向いています。
内蔵ハードディスクと違い、容量が一杯になっても
新たに買い足すことで容量を増やすことができます。
一方で、ハードディスクにはクラッシュという
危険を伴っています。
ハードディスクの寿命は、3年~5年と言われています。
ハードディスクは熱や振動によって少しずつ劣化していきます。
この劣化が許容値を超えると、ある日突然
「パソコンが起動しない!」
「データが消えた!」
と、いわゆるクラッシュ状態になります。
こうなってしまうと、大事な写真データを取り出すのが
非常に困難になってしまいます。
専門業者に依頼すると、何十万円も費用がかかることがあります。
このように、ハードディスクはいつ壊れるかわからないものなので
大事なデータはDVD-Rなど他のメディアにも保存したほうがよいでしょう。
ご指摘の通り、RAWはデータ量が重いので
いい写真だけ残して失敗した写真や不要な写真は削除して
厳選すると良いと思います。
外付けハードディスクのクラッシュリスクを抑える方法として、
RAID(レイド)があります。
RAIDにはいくつか種類があるのですが、
中でも複数のハードディスクに同じデータのコピーを
自動保存してくれる機能がとても便利です。
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