フォトアドバイスの佐藤です。
オリンパスから新フラッグシップ機
「OM-D E-M1」が発表されました。
従来型一眼レフを統合するミラーレスのフラッグシップ機
「OLYMPUS OM-D E-M1」 発売
↓
http://www.olympus.co.jp/jp/news/2013b/nr130910em1j.jsp
・マクロフォーサーズ規格(ミラーレス機)
・ZUIKO DIGITALレンズ用に37点の像面位相差AF搭載
・EVFが236万画素に高解像度化
◇ ご注意 1
規格が乱立して誤解されやすいのですが。。
ZUIKO DIGITAL … フォーサーズ(一眼レフ)対応
M.ZUIKO DIGITAL … マイクロフォーサーズ(ミラーレス)対応
マイクロフォーサーズ用のM.ZUIKO DIGITALレンズは
引き続き開発が継続されます。
E-M1と同時に力の入ったレンズが発表されていますので、
マイクロフォーサーズレンズはさらに充実すると思われます。
◇ ご注意 2
マウントアダプターを使うことで既存のZUIKO DIGITALレンズを
新製品の OM-D E-M1でも使用することができます。
E-M1は像面位相差AFのおかげで、コントラストAFに対応していない
ZUIKO DIGITALレンズでも高速なAFが期待できます。
新機種の発表といえば華やかでワクワクするものですが、
今回は既存のユーザーにとってショックなニュースもあります。
これまでオリンパスのフラグシップ機は
フォーサーズ規格の一眼レフ E-5 でした。
(2010年10月発売)
今回、オリンパスからフォーサーズ対応の
ZUIKO DIGITALの新レンズについては
「現時点で新製品の計画はない」と発表されました。
つまり、これからオリンパスは一眼レフをやめて
ミラーレスのマイクロフォーサーズに特化するという
意思表示です。
既存のZUIKO DIGITAL愛用者も像面位相差AFのおかげで
E-M1へ乗り換えることができますが、
「オリンパスの一眼レフが好き!」
という方には、残念なお知らせだったかもしれません。
一眼レフを構成する、ミラー、ペンタプリズム、位相差AFは
高度な技術の集大成です。
これらの技術が今後どのように活かされるのか、
技術者と一緒に海外へ流出してしまうのか、
いろんなことが頭をよぎりますね。
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