一眼レフの上手な写真の撮り方を解説するメルマガ
フォトアドバイスの佐藤孝太郎です。
今回は、パナソニックの新機種発表を
ご紹介します。
どちらも「最小・最軽量」をうたっているので
混乱してしまいますが、
・G3はファインダー搭載機として(電子ビューファインダーですが)
・GF3はストロボ内蔵として(ファインダーはなし)
という但し書きがついています。
(電子ビューですが)ファインダーが必要ならG3、
レンズ交換ができるコンパクトデジカメのノリなら
GF3という選択肢になります。
どちらもマイクロフォーサーズ規格なので、
マイクロフォーサーズに対応した交換レンズを
装着することができます。
■ EVF搭載で最小最軽量の「LUMIX DMC-G3」■
http://panasonic.co.jp/corp/news/official.data/data.dir/jn110613-4/jn110613-4.html
2010年4月発売の「LUMIX DMC-G2」の後継モデルです。
前機種に比べて、撮像素子の高画素化とボディの小型化などが特徴です。
ハイエンドモデルの「DMC-GH2」と「DMC-GF3」の中間に位置します。
撮像素子は4/3型Live MOSセンサー、有効画素数が約1,600万に増えながら、
ノイズを従来比で3分の1程度に低減したということですので、
かなりの技術革新があったと思われます。
映像エンジンは上位機種DMC-GH2と同じものを使っているので、
撮像素子の進化と合わせて上位機種を凌ぐ画質を
実現できるかもしれません。
GH2はコントラストAF方式ながら高速なピント合わせが特徴でした。
今回もDMC-GH2で実現した高速コントラストAFも継承してます。
レンズを選びますが0.1秒を謳っているので、位相差AF+遅いレンズ
よりずっと早いAFが可能です。
かなり隙のない機種に仕上げてきた印象があります。
■ ストロボ内蔵で世界最小最軽量「LUMIX DMC-GF3」■
http://panasonic.co.jp/corp/news/official.data/data.dir/jn110613-3/jn110613-3.html
この機種の特徴は、なんといってもコンパクトさです。
コンパクトデジタルカメラの「LUMIX DMC-LX5」より、
幅が2mm短いので、コンパクトデジカメよりコンパクトな
レンズ交換式カメラになります。
すでにソニーNEXがAPS-Cながら相当コンパクトな機種を
発表しているので、少しインパクトが薄くなっていますが、
それでもこのコンパクトさは驚きますね。
元々、マイクロフォーサーズはソニーが採用するAPS-Cより
撮像素子のサイズが小さいので、ボディを小型化できる
余地があります。
すでに行き着いた感もありますが、パナソニックと
ソニーのコンパクト一眼対決がこれから楽しみです。
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