ワークショップの様子
秋から冬に移り変わる中での好天に恵まれた一日でした。 冬の始まりの柔らかな日射しは、ポートレート写真に優しい雰囲気をもたらすだけではなく、日照角度が下がり低く射すその日射しによって、夏の時期は角度が高く強い日射しで難しい、”順光での撮影”への試みを可能にする、ポートレートワークショップのなかでも貴重な条件となる天候でした。
横浜随一のおしゃれな街、元町から撮影はスタートしましたが、街中では早くもクリスマスの彩りや装いに溢れ、モデルさんを引き立てるバックとして役立っていました。
前回10.18日同様の指導内容に加え、更に今回は集合場所である元町・中華街駅から中華街へ向かう道のりの中で、プロカメラマンの講師ならではの視点での撮影スポットがより数多く、細かく伝えられました。
一見「えっ?!こんな場所で?」というような場所でも、撮影を始めるととても個性的なスポットになったりと、プロカメラマンならではの視点からのスポットが数多く伝えられました。そしてその撮影スポット毎に、各種設定のみならず比較的良い構図で撮れる立ち位置(ポールポジション)へのアドバイスも伝えられていました。
また今回はモデルさんが双子という貴重なシチュエーションが準備され、二人を撮影するシーンでの、具体的な設定とポイントの指導という特典付きの回でした。
また午後の室内撮影の部では前回10.18の内容に加え、更に今回は講師から各種ライティング機材についてプレゼンテーションと実機を用いて説明がなされ、一般的なストロボから蛍光管、そしてプロ用のストロボまで、各種機材の長短も含めた説明やプロの現場で使われる実際のライティングの話といった、プロカメラマンならではの知識と経験が惜しむこと無く伝えられていました。
参加者の方々は、各スポットで中村カメラマンから伝えられた内容をしっかり踏まえて守りながらも、参加者それぞれにもつ自由なイメージを活かした撮影をしようと試みていました。
例えば、モデルさんに異なるイメージでのポージングをリクエストしてみるコミュニケーションをされる方がいらっしゃったり、また動きのある写真の撮影を試みようと、モデルさんが振り返る瞬間のふんわりと広がる髪を撮影する参加者の輪が出来たりしていました。
参加者の感想
撮影スポット、構図、各種設定や指導等、教えて頂くことがすごく多く、そしてモデルさんを相手に何百枚も夢中に撮影があってと、一日中盛りだくさんで、あっという間!のワークショップでした。
綺麗なモデルさんだときっと話しづらいのかな~?と思っていましたが、撮影中だけではなく移動中などもモデルさんから終始気さくに話かけて頂くなど、撮影指導だけではない楽しさもあり、写真だけではなく思い出も残るとても良い一日になりました。(H.Y)
中村先生のポートレートは3回目です。楽しいから参加しています。(K.S)
「午前に初めて参加させて頂いて、とっても楽しかったです。(K.H)
モータースポーツを中心に撮影をしていますが、ジャンルの異なる分野、初めてのプロからの指導を受けられるチャンスということで、参加しました。
先生からは、マニュアル露出の設定や、構図の取り方など、教わることが多く、それが、実践で、確認することができました。
また、コミュニケーションが苦手な自分ですが、モデルさんが、こちらの意図を汲み取っていただき、楽しく撮影を進めることができました。
遠方からでも、参加して、満足しています。(K.H)
ポートレート写真は初めてでした。これか勉強していく方向姓みたいなものが見えて来たような気がします。(T.H)
参加人数に対してモデルさんが3人もいて、手待ちがありませんでした。
モデルさんが闊達で、サブでもいろいろ撮影できました。
中村先生の指揮には慣れたので気持ちよくはまることができました。
楽しく過ごすことができました。(A.T)
参加者の作品