2013 年 7 月 13・14 日の 2 日間、フォトアドバイスセミナー第四弾を開催しました。
今回のセミナーは受講生から多く寄せられているお悩みを丁寧に分析して、「動体撮影」「撮影機材」「被写体に向き合う姿勢」「明るさ、ボケのコントロール」の4つの基礎力向上をテーマに定めました。
また、第三弾以上に撮影ロケを多く取り入れ、わかりやすくライブ感のあるセミナーが実現できました。
山中カメラマン「はじめての動体撮影」では、動く被写体を上手く撮れない悩みをお持ちの方へ、初心者でも躍動感のあるシャッターチャンスを捉えられる方法を、機材・設定・撮り方の切り口でお伝えしました。
中村カメラマン「メンテナンス・アクセサリ」では、大切なカメラ・レンズのお手入れと保管方法を紹介しました
。さらに三脚・ストロボ・フィルターなど一眼レフの撮影がより快適になるアクセサリを紹介しした。プロカメラマンが撮影現場で長年検証した、他では聞けないお話しが満載でした。
五海カメラマンの「花を撮る」では、花を見る視点について解説した後、五海カメラマンが植物園で作品を撮る様子を紹介しました。
はいつくばって小さな花を様々な角度から観察する姿に参加者は驚きを隠せない様子でした。
村田カメラマンの「露出・被写界深度」では、ほとんどの一眼レフユーザーが正しく理解できていない露出とピントについて解説しました。イメージ通りの露出とボケ味を得るために、必要な知識と練習方法を初心者~上級者までレベル別に紹介しました。
参加者の感想
・やみくもの偶然に期待するのではなく意図があっての連写撮影、機材の活用が大切と気づいた
・店員のアドバイスと違いプロが実際に使って便利と思っている道具を教えて頂き本当に良かった
・花に向う姿勢のすごさ、大切さ、その気迫が良く伝わってきました
・「露出・被写界深度」の基本を確認できて、今までのF値の考え方が全く間違っていたことを実感した
セミナー終了後の懇親会には参加者のほとんどの方が出席されて、4人のカメラマン、フォトアドバイススタッフらと楽しい時間を過ごしました。
参加者からは「二日間のセミナー、懇親会に参加して本当に良かった。これから写真を撮るのが楽しくなりそうだ」という嬉しい声をいただきました。