被写界深度を理解して、写真の幅を広げよう

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「被写界深度とは?」

 

被写界深度とはカメラで被写体にピントを合わせたときに、

被写体前後の範囲の中でピントが合っている幅のことを言います。

 

被写体にピントを合わせると、その前後に”ある程度”ピントの合った範囲が存在します。

 

この範囲のことを被写界深度と言います。このピントが合う範囲が広い状態を

「被写界深度が深い」(パンフォーカス)、狭い状態を「被写界深度が浅い」と言います。

 

この被写界深度をコントロールすることが写真表現の本質です。

 

 

ポートレート(人物)撮影は深度が浅く背景がボケた写真が良く撮られます。

一方で風景写真は深度が深くキリっとピントが合った写真表現がよく見られます。

 

 

「被写界深度をコントロールする」

 

深度は次の3つで変わります。

 

・レンズの明るさ(F値が小さい程浅くなる)

・被写体までの距離

・レンズの焦点距離

 

 

深度を浅くして背景をボカすには、

 

・絞りを開いて(F値を小さくする)

・レンズの焦点距離を望遠にて

・被写体に近づいて

 

撮るといいでしょう。

 

 

逆に深度を深く(パンフォーカス)するには

逆の方法で撮ります。

 

 

広角レンズは元々深度が浅くなりやすい特徴があります。

したがって、広角レンズで絞りを絞り込むと、簡単に

画面全体にわたってシャープなパンフォーカス描写を得ることができます。

 

 

風景写真のように、画面の隅々まできっちりとピントを合わせたい場合や、

集合撮影、スナップ撮影などとっさにシャッターを切っても、

確実にピントを合わせたい時は、広角レンズの絞り値を

あらかじめ絞り込んでおけば、失敗の少ない写真が撮れます。

 

 

一方、望遠レンズではF11まで絞り込んだとしても、

それほど深い深度を得ることはできません。

 

 

むしろ、絞りを開いて深度を極端に浅くしたほうが、

バックや手前が大きくボケて、被写体をより強調することができます。

 

 

意図する写真表現をするには被写界深度を理解し

コントロールすることが大切です。

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