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2012.01.18 一眼レフ☆ 講演会の撮影を依頼されました

一眼レフの上手な写真の撮り方を解説するメルマガ
フォトアドバイスの佐藤孝太郎です。
 

今回は、メールサポートでいただいた
ご質問の回答をご紹介します。
 

【ご質問】
近々ある講演会の写真撮影を頼まれております。
 

400名の講演会場で、講師は壇上演台で
スポットライトを浴びて話をしています。
 

 

客席は当然照明を落としているわけですが、
余り前方に出過ぎると、他のお客様の迷惑になるだろうし、
会場内から内臓のフラッシュ撮影しても
うまくいかないのではないかと思っています。
 

そこで、以前使っていたニコンF4にスピードライトSB-24が
あったのを思い出し、ニコンサロンに確認して見ましたら、
使えるとの回答でした。
 

私のカメラはD80です。ただしAモードの絞り優先でないとダメとの事でした。
絞り優先で撮ったことがないのですが、
この場合オートフォーカスは可能なんでしょうか? 
またシャッタースピードはカメラが勝手に設定するんですよね。
暗い会場内でぶれないんでしょうか?
 

会場後方から三脚を立てて撮影しようかとも思っています
(でも被写体に光量が十分届くとも思えないんですが)。
他に、撮影する上での注意点等あれば教えていただけないでしょうか?
 

 

【ご回答】
 

結論から申しますと、ストロボは使用した方が良いと思います。
講師の方は、スポットライトが当っているので
明るさ的には問題ないかもしれません。
 

しかし、スポットライトは影が強く出る場合もありますし、
光の向きも写真に適した方向から当っているとは限らないですよね。
このような状況では、やはりストロボが必要ですし便利です。
 

さて、御使用のストロボの件ですが、、
 

たしかにSB-24はD80に装着は出来ますが、
機能限定で外部自動調光(か、マニュアル発光)
しか出来ないと思います。
 

(ニコンサロン回答の)いわゆる絞り優先のAモードでは無く、
ストロボ外部調光AUTOのAという意味ですので、
どちらもAですがAモード違いです。
※D80の取り扱い説明書166ページをご覧下さい。
 

 

これはNikonデジタル機の得意である、
ストロボのi-TTLオートが SB-24では使用出来無いためで、
たとえ絞り優先でもi-TTL自体が
ダメなので使用不可だと思います。
 

使用できる機能の外部調光オートとは、
カメラのF値をMモード(マニュアル)で決めて、
そのF値をストロボの外部のセンサーが調光して光らせるものです。
 

 

F値を決めるのが絞り優先オートと似ていますが、
外部のセンサーが調光するので、
カメラ側はマニュアル露出で F値を決めなければなりません。
 

シャッター速度も、Mモードなのでご自身が1/125以下で
状況に合わせたスピードを選びます。
(ふつう1/125~1/60くらいで撮ります)
 

カメラとストロボが通信出来なかった時代の
方法で撮るしか無い訳です。
 

 

ですので、今回の場合SB-24は使えますが厳しいかと思います。
ちなみにオートフォーカスは可能です。
 

会場後ろから撮るのでしたら200mmとか300mmですよね。
三脚は絶対に必要ですね。
ストロボ光も届くかは確かに微妙な距離です。
 

露出も顔だけにスポット光があたっているので、
すこし難しいですね。 D80だとカメラにスポット測光モードというがあります。
※D80の取り扱い説明書61ページをご覧下さい。
(本記事最下部にリンクあります)
 

これに設定すると狭い範囲の露出が計れます。
今回の場合は講演者の顔だけですね。
 

 

この測光モードで顔だけ計るのも方法です。
ただし、望遠でストロボが届きにくい場合のみの方法です。
あと、撮影後に通常のマルチパターン測光に
戻し忘れないように注意!です。
 

 

と長文になりましたが
 

 

ストロボを気にせず、簡単な方法は、50~100mmレンズで
撮れる距離(今回はステージ付近ですね)で、
内蔵ストロボを光らせる、だと思います。
 

そのまま露出モードもオートで撮れますし。
内蔵ストロボが小さいのが気にはなりますが、
真っ暗ではないのでステージ付近でなら光は届くでしょう。
 

 

講演会ではカメラマンは黒子ですが、
写らなければ意味がないので、
たまに前でデシャバる黒子が良いですね。
 

左右と真ん中から数度、数枚撮れば良いのではないでしょうか!
数枚撮って、場所を移動する感じで!
 

内蔵ストロボはカメラの電池も減るのが早くなるので注意して下さい。
予備電池もあれば安心です。
 

 

ちなみに 東京近郊でしたらSB-24を下取りで、
新たにストロボを・・・という方法もあります。
中野フジヤカメラ 買取参考査定額TEL: 03-5318-2222
 

フジヤカメラ
 

 

SB-24下取り価格 美品で~3600円
 

下取り価格を参照する
 

 

D80で使用できるストロボ
 

ニコン スピードライトSB-700
ガイドナンバーISO100・m28 32000円くらいです
 

ニコン スピードライトSB-400
ガイドナンバーはISO100・mで21
少し小さいが内蔵よりはマシ。 1300O円くらいです。
下取り交換で差額が10000円前後ですね。
 

サンパック PZ40X ガイドナンバー24~40(ISO 100・m) 光量もまーまーです。 13000円くらいです。 下取り交換で差額が10000円前後ですね。
 

下取り価格を参照する
 

 

D80取扱説明書
Nikon D80 取扱説明書


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