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2011.12.21 一眼レフ☆ イルミネーションの撮影テクニック

一眼レフの上手な写真の撮り方を解説するメルマガ
フォトアドバイスの佐藤孝太郎です。
 

今回はメールサポートでいただいた
ご質問の回答を紹介します。
 

【ご質問】
 

佐藤さん
こんにちは
 

大阪のメインストリート、御堂筋での
イルミネーションに挑戦したいと
思います。具体的にアドバイスをください。
 

●イルミネーションのみ
●イルミネーション+人物
 

宜しくお願いします(*^_^*)
 

 

【ご回答】
 

御堂筋のイルミネーションは綺麗な様ですね。
 

イルミネーションの撮影は、
基本的には夜景撮影と同じです。
 

・三脚
・ストロボを使わずにスローシャッター
 

を守っていただければ、必ず撮ることができます。
 

 

ここでは、もう一歩踏み込んだテクニックを
ご紹介しますね。
 

改めて、必要なもの
・三脚
・レリーズ(リモコンシャッター)
・人物入りはストロボ(内蔵ストロボで大丈夫)
 

ホワイトバランス(WB)はオートでなく
昼光(晴天)にすると雰囲気が良く出ます。
 

三脚があるので、ISO感度は100~400でOKです。
 

 

●イルミネーションのみ
 

おそらく、車道(走っている車)も
一緒に写るでしょうから、
車は光芒になった方が綺麗に撮れるでしょう。
 

三脚を使用してスローシャッターで撮れば、
シャッターを開いてる間、車のライトが流れて撮れます。
 

イルミネーションはそれ自体が、光源ですので
露出はそれほど難しくはないと思います。
 

マニュアル露出が出来るならマニュアル露出で。
絞り優先オートでも露出補正を調整すれば
問題無いと思います。
 

引きの時は、スローシャッターなので、
絞った方が効果が出やすいです。
 

露出補正調整幅はイルミネーションのアングルの
入り方により変わるので、撮影結果を液晶で
見ながら調整してみて下さい。
 

また、絞らないで逆にアップで撮り、
背景をボカしても綺麗です。
その時は絞りを開けて撮ってみて下さい。
 

 

●イルミネーション+人物
 

人物というのは歩いている他人ではなく、
記念写真ですよね。
 

人物が入るとスローシャッターでは、
人物がブレてしまいますね。
 

かといって、あまり速度を上げると
イルミネーションが暗く写ってしまいます。
 

おすすめのテクニックはスローシンクロです。
スローシンクロとは、遅めのシャッター速度で
ストロボを光らせる事です。
 

遅めのシャッター速度でイルミネーションを写し、
ストロボで人物を明るく止める方法です。
 

ストロボは動きが止まって写せる効果があります。
 

これを同時にする訳です。
 

シャッター速度は人物がジットしてられる
くらいのスピードです。
 

 

おすすめ-1
 

シャッター速度優先が撮りやすいです。
(カメラが遅めのシャッター速度で
絞りを開け気味にしてくれるので)
 

ストロボをホップアップします。
シャッター速度は1/15~1秒くらい。
(人物がジットしてられるくらいのスピード)
 

これはイルミネーションが明るければ速く
(1/15くらい)、暗ければ遅くです。
 

これも露出補正幅は背面モニターを見ながら調整してみて下さい。
 

 

おすすめ-2
 

イルミネーションを絞り優先オートで撮っていると
モードを切り替え忘れたり大変ですよね。
 

絞り優先オートでシャッタースピードを確認して、
上記のシャッター速度1/15~1秒を表示してるのなら、
絞り優先オートでストロボを光らせても大丈夫です。
 

 

よろしくお願いいたします。

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