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2016.01.26 レトロカメラを素敵に撮るコツとは

メールサポートでいただいたご質問を紹介します。

【ご質問】

先日、実家で昔使っていた
カメラが出てきました。

DSC_7432

懐かしい気持ちもあるので、
はじめてのテーブルフォトに
挑戦しようかと思います。

そこで引っかかるのが背景なのですが、
下に敷くのはどんなものがよいでしょうか?

また撮影のコツなどがあったら
アドバイスいただけると幸いです。


【回答】

いいですねレトロカメラ

金属の質感を上手く表現したり、
黒い部分がつぶれないように
露出を調整したり。

カメラを撮ることは
テーブルフォトの技術を習得するのに
とてもよい練習です。

ご質問にある下地の選び方としては、
被写体のイメージに近いものを
用意するとよいでしょう。

今回はレトロカメラなので、
これに似合う背景として
渋い木目とか似合いますね。

IMG_6387 (引用:yokof.jp)

または生地であれば暗い色調で
柄がシンプルなものが良いでしょう。

とはいえ、これが正解というものは無いので、
あまり難しく考えずに服を合わせる感覚で
マッチングを楽しんでみましょう。

コツとして、
背景はとにかくシンプル
を心がけましょう。

カーテン越しの窓を逆光にして
背景を白く飛ばしてしまったり、
あるいは白い壁を背景にしたり。

日常生活では思った以上に
余計な生活感が入り込んでくるので
画面の隅々まで気を配りましょう。

テーブルフォトではライティングが
とても重要なポイントです。

経験を積んでくればストロボなど
本格的なライティングに挑戦しても
いいのですが、最初は窓際の自然光で
撮ってみましょう。

直射日光を当てるのではなく、
窓の明かりをカーテン越しに
当てれば撮りやすくなります。

この時、逆光で露出をプラス補正して撮ると
ふんわりした雰囲気が簡単に出せるので
おすすめです。

23959510_19165
(引用:T-SITE)

もう一歩踏み込んで
カメラの質感を出すために、
光を少しサイド気味に当てて陰影をつけると、
立体感や金属の質感といった雰囲気がでます。

また、カレンダーの裏など
なんでもよいので白い紙を
レフ版代わりに当ててみましょう。

レフ版の有無を実際に比べると
光の工夫が良く理解できます。

慣れてくれば、雰囲気を演出する
小物の配置に挑戦してみましょう。

o0600040013303125879
(引用:masa* photo lesson)

あるいは、
思い切って屋外に出かけるのも方法です。

屋外のベンチ、切り株の上、芝生の上・・・
渋いカメラが置けるスペースがあれば
どこでも撮れますね。

下地選びと同じように、
シチュエーションを見つけることを
楽しんでみても良いですね。

こちらは生徒さんの作品です。
ご参考にしてみてください。

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