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2011.05.17 一眼レフ☆昔のニコンレンズは使えるのか?

一眼レフの上手な写真の撮り方を解説するメルマガ
フォトアドバイスの佐藤孝太郎です。
 

今回もメールサポートのご質問を
紹介させていただきます。
 

 

【ご質問】
 

私の父が大昔に使っていたニコンのフィルムカメラで
交換レンズも4本くらいあるようです。
あまり昔のレンズは良いレンズだとしても使いこなせないものでしょうか?
 

いまのカメラレンズにはカバーガラス?がついていますが、
少し指紋のような油のような・・模様がついてしまっています。 
カメラやさんに行くといろいろなタイプのふき取り布やペンのようなもの
がありますが・・どれがお勧めでしょうか?
 

 

【ご回答】
 

お手持ちのニコンレンズの種類によりますが、
ニコンレンズは装着が出来てもオートフォーカスなど
自動機能が動作しないケースがあります。
 

ニコンは不動のFマウントと謳っていて、
数十年前のレンズも確かに装着できるのですが、
自動機能の対応が非常に複雑です。
 

例えば、D3100などの入門機では、AF-Sという
型番のレンズを使わないとオートフォーカスが
できません。
 

ちなみに、キヤノンはEFマウント対応であれば
すべてのEOS機種とEFレンズで自動機能が動作します。
 

 

昔のレンズの価値について回答させていただきます。
 

最近のレンズ設計は昔に比べて進化しています。
単純に解像度などの描写性能で比較すると、
昔の高級レンズと今の中価格レンズでは
今の中価格レンズの方が性能数値は高かったりします。
 

また、最近の設計はデジタルカメラ対応が考慮されていて、
画角の周辺で光量が落ちる影響を改善したり、
撮像素子の反射によるゴーストを抑える工夫が
施されていたりします。
 

とはいえ、「新しければなんでもいい」という
わけではありません。
 

価格帯による性能差は存在しますし、
解像度などの数値で表現できない昔のレンズならではの
味のある雰囲気を表現できたりします。
 

このあたりは、主観的な要素が入りますね。
 

 

大事なのは、昔のレンズに比べて今のレンズは
設計の基準が上がっているということです。
 

お手持ちのニコンレンズがどれほどの価値の
あるレンズかわからないのですが、
まずレンズの型番から今の入門機種で、
オートフォーカスと露出制御が
出来るかどうかを確認するとよいでしょう。
 

 

レンズのカバーガラスはプロテクトフィルター
のことだと思われます。プロテクトフィルターは
お店で2000円程度で購入できるので、
それほど慎重に扱わなくても大丈夫です。
 

お店に行くと、クリーニングキットがありますので、
そちらを購入されればよいでしょう。
 

また、レンズのメンテナンスでは
こちらの過去記事が参考になると思います。

http://photo-advice.jp/wp/blog/534.html
 

 

よろしくお願いいたします。

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