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2015.02.07 ALL STARSの第一弾はEF11-24mm F4L USM

フォトアドバイスの佐藤です。

no今年も、アジア最大の写真関連展示会
CP+が開催されます。

CP+2015 2/12~15
http://www.cpplus.jp/

ウェブサイトの入場事前登録を行うことで
無料で参加できます。

昨年はあいにくの大雪に見舞われましたが、
今年はよい天気になってほしいですね。

カメラ最大のお祭りですので、
ぜひ足を運んでみてください。

さて、つい先日、

「昨年はPhotokina開催だったから、
今年のCP+は目玉がないな~」

とつぶやいていたら、キヤノンから
過去最大級の新商品発表がありました。

・フルサイズ5,060万画素CMOS搭載デジタル一眼レフ「EOS 5Ds」「EOS 5DsR」

・24メガAPSミラーレス機「EOS M3」

・Kiss系と70Dの間を埋める新カテゴリー「EOS 8000D」

・エントリー向けデジタル一眼レフ「EOS Kiss X8i」

・超広角ズーム「EF11-24mmF4L USM」

キヤノン EOSシリーズ ラインナップ
http://cweb.canon.jp/eos/lineup/index.html

新製品の一つ一つについて、
メルマガ1本分の解説が
十分できそうな機種ばかりですね。

キヤノンのサイトには
「EOS ALL STARS 2015」とありますので、
この発表に相当力を入れている様子がわかります。

では、今回はあえて、
超広角ズーム「EF11-24mmF4L USM」から
解説させていただきます。

※ 以下、焦点距離はフルサイズ換算です。

焦点距離が約28mm以下の広角レンズは
パースペクティブと呼ばれる遠近感の誇張を
楽しむことができるレンズです。

他にも、広い画角を活かして、
星空を大きく入れた星景写真にも活躍します。

レンズは一般的に標準レンズと呼ばれる
焦点距離50mm前後のレンズが最も作りやすく、
安価なレンズが豊富に揃っています。

一方で、広角ズームレンズは、標準レンズに比べて
設計の難易度が高く、フルサイズ対応で焦点距離が
16mm以下のレンズは非常に高価です。

APS-Cは焦点距離のとらえ方が異なるので、
ここではフルサイズに限定してお話しします。

代表的な、フルサイズ対応の広角ズームとして
下記のものが挙げられます。

・キヤノン EF 16-35mm F2.8L II USM
・ニコン AF-S Nikkor 14-24mm f/2.8G ED
・シグマ 12-24mm F4.5-5.6 II DG HSM

今回、発表された超広角ズームレンズの
焦点距離は、11-24mmです。

「わずか、1~5mmの違いじゃないか」

と思われるかもしれませんが、広角側の1mmは
望遠側の1mmに比べて、画角への影響がはるかに
大きくなっています。

まさに、「広角の1mmは、血の1mm」ですね。

より焦点距離の短い魚眼レンズというものがありますが、
あまりにも非現実的な描写をするので、
好みが分かれるところです。

焦点距離が短くて画角が広いということは、
広い画角の隅々まで、歪のない描写を
保証しなければいけません。

また、太陽のように強い光源が入りやすくなるので、
ゴースト耐性も十分に考慮する必要があります。

それだけ、レンズの価格も跳ね上がり、
このレンズの価格は、45万円です。

ただ現状、この焦点距離をカバーする
本格的な広角ズームレンズは存在しないので、
広角レンズマニアの方には、
悩みの種が増えてしまいますね。

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