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2014.08.30 ストロボを使った料理写真の撮り方

フォトアドバイスの佐藤です。

今回はメールサポートでいただいた
ご質問の回答を紹介します。

他の方の質疑応答は大変勉強になるので
ぜひじっくりと読み込んで下さいね。

【ご質問】

D600
60mmマクロ
90mmマクロ(タムロン)

リモートストロボ一灯で、料理写真を撮りたいのですが、
ストロボの設定はどのような設定をすれば良いのでしょうか。
カメラを含めた露出の関連が判りません。

カメラはCMDモード、WBフラッシュにしています。
ストロボ SB700、傘バウンズ、デフューザー、レフ板
を使用しています。

【ご回答】

D600のカメラの基本設定として

—————————–
MENE

鉛筆の絵(カスタムメニュー)

eフラッシュ・BKT撮影

内蔵フラッシュ発光(たぶんe3 )

CMDコマンダーモード
—————————–

ここまでは出来ていると思います。

コマンダーモードの設定

・内蔵フラッシュ ---

コマンダーで光の影響を出さない様に---にします。
発光信号は光ります

・Aグループ TTL

補正量で露出の調整が可能
+にするとストロボが強く、
マイナスにすると弱く光ります

・Bグループ

多灯でAグループと違う光量にしたい場合に使います。
TTLで光量の調整法は補正量で差をつける。

・チャンネル 1ch

周りにコマンダーで撮る人がいなければ1で良いです

ストロボ SB-700の設定です。

字が小さく見え難いですが、メインスイッチの
OFF / ON の上に REMOTE があります。
カメラ内蔵ストロボで制御する場合はこのREMOTEに入れます。

ストロボの液晶に
REMOTE
GR  A B C
とありますがAにします。
Aにすれば上記カメラのAグループになります。

その下
CH 1 2 3 4
カメラ設定で1CHにしたので
CH 1
です。

これで
TTLオート露出でカメラとストロボが連動します。

できれば
カメラ内蔵ストロボの前に
SG 3IRを装着して下さい。

http://amzn.to/1lk8kZ4

これは内蔵ストロボの邪魔な光をカットする物です。
料理などで邪魔な反射が入りにくくなります。

これをつけると同期信号だけがメインストロボに届きます。

設定はこれでOKです。

次にカメラの撮影モードの設定です。

露出はプログラムオートで試してみてください。
ストロボがちゃんと連動していれば
ピッピーと確認音がします。

テストのため一度シャッターを切ります。
ピッピーと確認音がしますか?
音がしない場合は設定を再確認してください。

あるいは
♪マークがSB700液晶に表示されていますか?
♪マークが無い場合は音がしないので
SB700のMENU(下にある丸いボタンスイッチ)を押して
センターのダイヤルをクルクル回して
♪の位置にしてONにしてください。

いよいよ実践です。

ストロボをセッテイングします。
後ろ気味から傘にバウンスさせてデフューズします。
手前にレフ板を置きます。

セッテイングが済んだら
出来れば本番前にお皿だけ置きます。

こうすることで、露出に手間取って
料理が冷めるのを防ぐことができます。

1枚テストで撮ります。

露出が大丈夫ならそのままでOK

露出を変えたい場合
カメラの露出補正でも変更できますが
ストロボ光だけで調整できる方法をおすすめします。

カメラ設定のコマンダーモードで

Aグループ TTL 補正量で露出の調整をします。

テスト撮りが暗ければ補正量を+にします。
するとストロボは強く光るので明るくなります。
逆にマイナスにすれば暗くなります。

明るい側はストロボパワーの問題もあるので
プラスにしてそれ以上明るくならなければ
ISO感度を上げて下さい。

これで大丈夫です。

慣れてきたら、絞り優先を使ってみましょう。
背景のボケをコントロールできます。

もっと慣れてきたら、マニュアル露出で
Aグループ Mにして、自由に発光量を調整しましょう。

上記2つの撮影モードにおいても
ストロボ側の設定は同じで大丈夫です。

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