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2014.03.11 一眼レフ☆モトクロスをマニュアルフォーカスで撮る

フォトアドバイスの佐藤です。

今回はメールサポートでいただいた
ご質問の回答を紹介します。

他の方の質疑応答は大変勉強になるので
ぜひじっくりと読み込んで下さいね。

【ご質問】

私は20年ほどモトクロスというモータースポーツを趣味でやっていました。
先日、マシンを降りることを決意しまして、一緒に走ってきた仲間たちの
写真を撮ろうと思いソニーのミラーレスカメラを中古で買いました。

しかし、全然使い物にならなかったものですから、その後すぐに
同じソニーの『α58』に300㎜のズームレンズを買い足したところです。

これまでに、他人のデジタル一眼レフカメラを借りて扱ったことはありましたが、
『オート』以外の機能を使ったことはありませんでした。

今回、自分で買ったのを機に、ネット検索で「モータースポーツの撮影方法」を
検索して勉強し、自分流で練習していたところです。

スポーツ撮影は『置きピン』がよいと言われますが、『置きピン』だと
ピントが「甘く」なってしまいます。

今はまだオートフォーカスで偶然に期待しながら撮っています。
慣れてくれば(練習すれば)マニュアルフォーカスで
合わせられるものなのでしょうか?

【ご回答】

マニュアルフォーカスは慣れが必要なので
まずはカメラの設定から見ていきましょう。

モトクロスのように動きの激しい被写体の撮影だと
ピント合わせが悩ましいところですね。

ますはソニーのα58の機能で
『ロックオンAF』か『追跡AFモード』で設定すれば
大丈夫だと思います。

・フォーカスエリア設定で『ワイド』にする。
・AFモードで『AF-A』にする

用語解説は下記のサイトにてご確認ください。

http://www.sony.jp/ichigan/products/SLT-A58/feature_3.html

ブレを防ぐために一脚または三脚で撮るのが定番ですが、
モトクロスは縦の動きが大きいので、
カメラを一脚に取り付けてアングルを固定しない状態で撮影したり、
ブレないように手持ち撮影したり、ご自身でやりやすい方法を
探してください。

ご質問の『置きピン』は、被写体がどこの位置にくるのか
あらかじめ決まっている場合に有効です。
たとえば電車の撮影などです。

モトクロスは空中をジャンプするので、ピント位置の目印になる
固定物がないためやりにくいかもしれません。

マニュアルフォーカスの手順を説明します。

1. カメラが動かないように、一脚や三脚等で固定することをおすすめします

2. 被写体ブレが発生しないように、できるだけ
高速シャッタースピードに設定します。

3. 撮影したい被写体が通過する場所に、フォーカスモード
「シングルAF(AF-S)」でピントを合わせます。

4. ピントが合ったら、シャッターボタン半押しの状態(AFロック状態)で
被写体が来るまで維持します。

5. シャッターボタンを押してから、動作するまでの時間(シャッタータイムラグ)を
考慮して、被写体が希望した位置に来る一瞬前に、シャッターボタンを押し込みます(全押し)。

一枚で決めようとせず連写で何枚か撮影すれば確実です。

※プロでもモータースポーツの撮影では三~五千枚ほど撮影します。
後からベストショットを選べば大丈夫です。

このとき何故ベストショットが撮れたのか検証する事が大切です。

偶然を必然に変えるには技術的な訳があるので
それを見つけるまでTRY&TRYでシャッター押すのみです。

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