プリセットWBはストロボONでも大丈夫？ | 写真教室フォトアドバイス

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2013.11.10　一眼レフ☆プリセットWBはストロボONでも大丈夫？

フォトアドバイスの佐藤です。

今回はメールサポートでいただいた
ご質問の回答を紹介します。

他の方の質疑応答は大変勉強になるので
ぜひじっくりと読み込んで下さいね。

【ご質問】

プリセットWBについて質問させていただきます。

18%反射率グレーカードをスポット測光モードで
アップ撮影してWBを覚えさせています。

自分は撮影するときいつもクリップオンストロボを
光らせているのですが、グレーカードを撮影するときも
ストロボが光ります。

アップにしているので、さほどカードストロボの光が
当たってないと思うのですが
この光はWBに影響ありますでしょうか？

影響があるならストロボは切った方が良いのでしょうか？
（被写体を撮影する時は光らせます）

【ご回答】

プリセットWBは被写体の色を忠実に再現できる便利な機能です。
キヤノンではMWB（ホワイトバランスマニュアル設定）と言います。

詳しい手順はカメラの機種によって違うので、
取扱説明書を参考にしてください。

一般には、
撮りたい光源下でグレーカードと呼ばれる
灰色のカードの写真を１枚撮り、
撮ったグレーカードの写真を基準にカメラの
ホワイトバランス設定を調整させます。

プリセットWBは撮影する時と
全く同じ状況でないと意味がありません。

グレーカード撮影時と本番の撮影時で
光の条件が異なると、かえってホワイトバランスが
崩れて意図しない色になってしまいます。

グレーカードを撮影するときは、必ず本番の撮影と
同じ光の条件にしてください。

したがって、本番でストロボ使って撮るのなら
グレーカード撮影時もストロボを光らせて
プリセットしなければいけません。

またグレーカードに影が入った条件で撮影すると、
間違ったプリセットWB色になってしまいます。

影になるよくある理由は、グレーカードが近いことですね。

プリセットWBはピントはあってなくても大丈夫なので
影が出ない場所まで離してから撮りましょう。

もしグレーカードが小さくなってしまうなら
大きめのグレーカードを用意するか
大きめの白い紙などでプリセットしましょう。

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