一眼レフ☆ キヤノン EOS 70D 発表 | 自宅で本格的に写真を学べる!フォトアドバイスの一眼レフ講座 | デジタル一眼レフ上達講座公式Blog -フォトアドバイス-

デジタル一眼レフ無料メール講座
facebooktwitter

デジタル一眼レフ上達講座公式Blog

2013.07.18 一眼レフ☆ キヤノン EOS 70D 発表

————————————————–

崔洋一 「写真表現を語る」セミナー
7月31日まで早期割引!

http://photo-advice.jp/saiyouichi.html

————————————————–


読者数30000人!
日本一早起きの写真上達メルマガ
フォトアドバイス通信

フォトアドバイスの佐藤です。


先日、キヤノンから新製品 EOS 70D が発表されました。


革新的なAF技術「デュアルピクセルCMOS AF」を採用
デジタル一眼レフカメラ“EOS 70D”を発売

http://cweb.canon.jp/newsrelease/2013-07/pr-70d.html


– イメージセンサー APS-Cサイズ2,020万画素CMOS
– 画像処理エンジン「DIGIC 5+」
– ライブビュー時や動画撮影時に像面位相差検出用
「デュアルピクセル CMOS AF」を採用
– 光学ファインダー視野率約98%、倍率約0.95倍
– 最高感度 ISO12800
– 連写速度はAF追従で秒7コマ
– 19点全点クロスAFセンサー
– WiFi機能搭載
– 重さ約775g。
– 実売価格はボディー13万円前後
– 8月29日発売。


革新的と大きく銘打っていますが、
確かにこれまでに無かった画素構造の
撮像素子を搭載しています。

こちらの動画でイメージを掴むことができます。

http://cweb.canon.jp/eos/lineup/70d/info/af-tech/index.html


像面位相差検出は最近の一眼レフのトレンドです。

Nikon1、Sony α99、Canon EOS M ・・


「動画で高速な位相差AFをやりたい!」

という技術者の信念が
新しい技術を生み出してきました。

位相差検出の原理はイメージしにくいのですが、
両目と片目の違いに似ています。

片目でコップにビールを注ぐと距離感が
わからなくなりますが、両目だと簡単に注げます。

これは両目で見ることで角度という情報から
奥行きの情報を無意識に得ているためです。

像面位相差も同様に、撮像素子の上に
なんらかの両目を作り込んでいます。

これまでの像面位相差検出は、
複数のフォトダイオードをつぶして
被写体を両目で見る状況を作ってきました。

当然、つぶした画素から絵の情報を得られないので、
画像処理で上手く見えないようにしています。


今回のEOS 70Dは、フォトダイオードそのものを2つに分けて
ほぼ全画素で両目で見る状況を作ってしまいました。

フォトダイオードを2つに分けて、
写真を撮る時は1つにまとめる複雑な構造は
ノイズの悪化をもたらすように思えるのですが、
技術革新でクリアしているようですね。


と、新しい技術に目を奪われがちですが、
前機種の EOS 60D に比べて写真を撮る基本スペックも
かなり向上しています。

上位機種の EOS 7D に匹敵する
19点AF、7コマ連写が備わっているので、
動体撮影もこなせそうですね。

ロングヒットした EOS 60D の後継機として、
長く売れ続けそうな予感がします。


いいね!して最新記事を受け取る

この記事を友達に教える

全国の生徒さんが撮った日本のうつくしい「今」を見る

facebook
ページTOPへ