一眼レフ☆花火の撮影方法をおさらいしましょう | 自宅で本格的に写真を学べる!フォトアドバイスの一眼レフ講座 | デジタル一眼レフ上達講座公式Blog -フォトアドバイス-

デジタル一眼レフ無料メール講座
facebooktwitter

デジタル一眼レフ上達講座公式Blog

2012.07.30 一眼レフ☆花火の撮影方法をおさらいしましょう

一眼レフの上手な写真の撮り方を解説するメルマガ
フォトアドバイスの佐藤孝太郎です。
 

メールサポートでいただいたご質問の
ご回答を紹介します。
他の方の質疑応答は大変勉強になるので
ぜひじっくりと読み込んで下さいね。
 

【ご質問】
花火撮影に関して質問します。
 
1.
花火撮影ではピントはマニュアルフォーカスで
無限遠(∞)に設定することになっていますが
何故に無限遠なのでしょうか。根拠を教えて下さい。
 

2.
私は花火撮影では下記の設定で撮っていますが。
これらについて何かアドバイスがありましたらお願いします。
・WB:太陽光
・ISO感度:200
・ノイズリダクション:OFF
・画質モード:RAW
・画像サーズ:L(最大サイズ)
・撮影モード:マニュアル
・シャツター設定:バルブ
・ピント:マニュアルフォーカスで無限遠(∞)
・絞り:花火によってF8、F11、F16、F22
・カメラ:D300
・レンズ:SIGMA DCHSM 10~20mm
・AF S NIKKOR 18~200mm
・その他:三脚、レリーズ使用
 

3.
現在花火撮影にはニコン製のD300(1230万画素)を使用し、
RAWで撮影していますが、例えばD800(3630万画素)
であれば、光跡などがもっと鮮明に撮れるのかなと思いますが
いかがでしょう。かなりの差があるでしょうか。
それがどの程度なのか教えて下さい。
(現在D800を検討中ですが、高価なので・・・。
自分の能力として使いきれるか、費用対効果があるのか
迷っているところです)
 

【ご回答】

1.
無限大のピント
夜空にはAFが効かないのでMFで合わせる事になりますね。
 

花火の打ち上げ高度は、その勺の大きさで
120m(小)~600m(大)くらいらしいです。
 

お手持ちの18-200mmが一番長い焦点距離の様子なので
18-200mmのピント表示の場所を見ていただければ分るのですが
0.5、1(m)、3(m)と書いてあり少し先がもう∞の印が付いていますね。
この距離目盛のスペース差(回転差)でも分かるように、
3mの先から∞までの間はせいぜい20mくらいまで。
 

120m以上も上がる花火はもう無限大の位置です。
 

ただ最近のインナーフォーカス方式レンズは(18-200mmも)、
無限大より向こうにも動いてしまいます。
 

きちんと∞マークに合わせるのも暗い中大変なので、
撮る前の数発でMFでピントを合わせ、
テープなどでピントリングを軽く止めて、
動かない様に固定しておくのが良いです。
 

2.
設定はすべて大丈夫だと思います。
これで良いと思います。
バルブで調整出来るならその方が良いですしね。
 

3.
D300でも十分高画質ですので、
満足されているなら問題無いと思います。
当然3600万画素のD800は繊細に写ります。
 

大きく伸ばしてこその差ですので
どのくらいの観賞サイズかでも変わりますし、
せっかく撮影するのだから
少しでも高画質で撮りたいというのもありますね。
 

問題点はお手持ちのレンズがDX(APS-C)用ですので
D800で使用する場合は、DXモードになってしまいます。
 

レンズ装着はできますが、3600万画素の
フルサイズでは使用できません。
(DXモードだと約1500万画素でD300とあまり差はありません。
まー新しい機種なのでそれでも綺麗ですが・・・)
その辺も思案どころだと思います。

いいね!して最新記事を受け取る

この記事を友達に教える

全国の生徒さんが撮った日本のうつくしい「今」を見る

facebook
ページTOPへ